今回は梅干しについて。
「梅」といえば梅干し。他にも梅酢、梅酒、梅ジュース、梅肉エキスなど色々あります。
健康に良いというイメージですね。
今回ご紹介するのは、「梅干し」と「梅酢」です。
実はダイエットをサポートしてくれる栄養素と効能が含まれているんだって!
梅干しに含まれる栄養素
梅干しといえば、疲れた時には梅干し食べると効くというイメージでしょうか。
「夏バテには梅干し!」そんな風習が日本にはありますね。
梅干しにはどんな栄養素が詰まっているのでしょうか。
①クエン酸
- 代謝を活性化
- 疲労で体内に溜まる乳酸を燃焼
- 体脂肪を燃焼
- 食中毒予防効果
- 体内のカルシウムの吸収を助ける
②ナトリウム
- 筋肉の働きを促進
- 胃や腸での消化液の分泌を促進
(ナトリウムが不足すると血液量が減少して、目まいやふらつき、食欲減退につながります。)
③食物繊維
- 梅干しには「水溶性食物繊維」と「不溶性食物繊維」がバランスよく含まれる
- 食べ過ぎ防止・便秘改善
④アルカリ性(梅干しはアルカリ性食品です)
- 血液やリンパの流れが良くなる
- 抵抗力や免疫力がUP
⑤ミネラル
- 人の健康な体を維持するために欠かせない栄養素
⑥カリウム
- 利尿作用があり、体内の余分な水分を排出する働きがある
レモンや酢にもクエン酸が含まれているで。
梅干しの効能
そんな梅干しの効能をまとめると次のようになります。
- 血液サラサラ
- 疲労回復
- 美容効果
- 食中毒予防
- 抗酸化作用
- 血糖値を下げる
- 整腸作用
- 抗ストレス
「疲労回復」でダラダラ過ごすのを防いでくれる。
血糖値が上がると脂肪が付きやすくなるので「血糖値を下げる」効果はありがたいです。
そして「整腸作用」で腸内をきれいにして便秘改善に繋がります。
カリウムにはむくみ防止の効果もありますね。
このように梅は、ダイエットのサポートをしてくれるのです。
梅干しはどれくらい食べればいいの?
梅干しには塩分が含まれているので、食べ過ぎると塩分の過剰摂取になってしまいます。
あまり気にし過ぎずに、「1日に1個、食べても2個まで」を目安にするといいでしょう。
1日に1粒で医者いらずと言う言葉もあります。
上手に付き合っていきたいです。
お手軽に摂取するなら梅酢もおすすめ
料理に、梅干しを使うレシピはたくさんありますね!
梅干しをそのまま食べるのは、美味しいけど続けにくいです。
だからカレーに付け合わせたり、梅干しを叩いてペースト状にしたものを調味料がわりにしたり。
友人に教えてもらったんや。
「梅酢ウォーター」は、梅酢を水や炭酸水で割ったものです。
500mlのペットボトルに小さじ1〜大さじ1あたりを入れるだけとお手軽♫
(梅酢とは、梅干しを作る過程でできた梅の汁のこと。)
自分で梅干しを作り、その過程で上がってきた水(白梅酢)に赤シソを漬けてできた「赤梅酢」がおすすめ。
または、お店で「梅酢」を買ってもいいですね。
「梅酢」を買うなら、原材料が「梅、しそ、塩」のみになっているかチェックするといいですよ。もっとこだわるなら、原材料そのものをチェックしてみてください。
有機栽培の梅を使っていたり、塩にこだわっていたりする梅酢も売っています✨
私事ですが我が家では、「紅玉梅酢」が好きで買っています。梅酢の原材料は、
「梅、有機しそ、塩(海の精)」
となっていて、この塩(海の精)の成分票を調べると、ミネラルたっぷり。
このように、特定の調味料が使われている時は、成分票に(海の精)みたいに名前が書かれていたりするので、一つの目安になりますね!
ちなみに私がよく買う梅酢はこちら。先ほど紹介した塩が使われています。
ネットでチェックすると他にも美味しそうな梅酢が。いろいろ試してみたくなります。
そうそう!
梅酢の量は、飲んでみて「美味しい!」と思える量を入れてください。
なぜなら、体が美味しいと思える量が変わるからです。
元気いっぱいに起きた朝一と、活動して疲れた時に飲む時とでは、体が求めるものは違うと思いませんか?
【初めて梅酢ウォーターを飲んだ時の感想】
という感じでした。
梅酢が入ってるとは感じなかったけど、多めに入れたら薄いピンク色で梅の味もちょっとしました。
入れる梅酢が多いほど梅の味が強く出ますので少なめから調整してください。
しそジュースや梅シロップもありますが、こちらは砂糖が入っているものが多いです。
毎日の水分補給を兼ねて飲むなら梅酢ウォーターもあり、と頭の片隅にでも置いてくれたらいいな。
梅干しのレシピは多いけど、梅酢はあまり耳にはしにくいですね。
【梅酢を使ったレシピ色々】梅干しのレシピは馴染みがあるけど、梅酢のレシピはあまり聞きませんね。
- 梅酢に、カットした野菜を漬ける「野菜漬け」
- 塩分が多いので、塩などの調味料が割りに
- レバーや青魚の臭み取り
- 煮物に使い、さっぱりした味付け
- 焼酎やソーダ水で割って飲む
- 梅酢と油(なたね油、米油などがおすすめ)でドレッシングに(ピンク色のドレッシングになるのできれいです。)
- 酢の代用品としてほんのり梅味
私はレンコンの串カツを作る前に、下処理として梅酢を入れた水でレンコンを茹でてから使っています。
その茹で汁には、梅酢とレンコン汁が含まれているので飲みます。
美味しい!とまではいきませんが、マクロビオティックでレンコン汁良いって聞きません?
意外と梅酢、使い道たっぷりです✨